こんにちは、株式会社88ホーム広報担当です。
まだまだ蒸し暑い時期が続きますが、梅雨明けると猛暑が来ます。
年々気温が異常に高く、熱中症被害も増加していると思います。
今回は、これからの季節”夏の屋根”についてお話し致します!
人間にとっても過酷な暑さですが、大事なお住まいにとっても『夏』は過酷です。
その理由について解説していきます。
【目次】
1 真夏の屋根の温度は何度になる?
夏は人間にとっても、屋根にとっても過酷な季節です。
夏の屋根の温度くらいになるかご存知でしょうか?
屋根の上は風通しはいいですが、照り返しが強く、遮るものがほとんど少なく直接陽が差します。
日中はおよそ、70〜80度になります。
素で触ると火傷してしまったり、靴底が溶けてしまうことがあります。
梅雨が終わり、屋根や雨樋のメンテナンスや、塗装もしやすい時期になるので流行りのDIYなどでご自身で修繕工事行う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
怪我をする恐れがありますので、知識や経験のある専門業者へ依頼するのをお勧めします!
2 屋根材によって違いはあるの?
屋根と言ってもいくつかの種類があるので、熱の吸収率の違いなどがあるのか比較していきましょう。
【瓦】・【スレート】・【金属】の屋根材で比較してみると
普通に考えると金属屋根が一番温度が上がりそうですが、実際はそれほど違いはありません。
しかし、屋根材の下の温度は全く異なります。
瓦屋根は、瓦自体が分厚く熱が伝わりにくく、瓦と野地板の間には空気の層があるため、室内温度の上昇を防ぎます。
他の屋根材は野地板と密着しているため、通気層がなく野地板にそのまま伝わります。
金属屋根は、熱伝導率が高く、屋根自体も薄いため表面温度がすぐに裏に伝わり、室内温度が上がってしまいます。
スレート屋根は、屋根材の厚みが4〜5mmしかなく、室内温度が上昇します。
- □遮熱塗料
室内温度の上昇を防ぐためには、遮熱塗料が有効です。
遮熱塗料は日光を反射し、建物への蓄熱も防ぎ、屋根の温度を50〜60度程度に抑えます。
暑さには困っていないお客様でも、通常の塗料と比べてもそれほど値が張るわけではないため、屋根塗料の際に遮熱効果のある塗料を選択するお客様も多いです。
エアコンの効きも良くなることから、光熱費の削減にもつながります。
3 屋根からの熱で部屋が暑い!?
屋根の材質によりますが、屋根の熱がこもると、室内に向けて熱が放射され、室温上昇の原因となります。
夏になると、2階の部屋が暑い、暑くて寝苦しい・・・などあるかと思います。
いくつか、対策をご紹介させていただきますので、ご参考までに♪
4 夏の暑さ対策
お部屋の暑さを改善させる策として考えられるのは、断熱材と通気性です。
特に屋根は直射日光が当たるため、外壁などに比べても日射量も多く、熱の影響を受けやすい場所になります。
そのため、屋根に断熱材を施工しないでいると遮るものがなく、室内に熱が伝わりやすくなってしまいます。
・遮熱機能のある屋根材を使用する
そもそも屋根には、日光を反射する機能が備わっていないので、遮熱機能付きの屋根材を設置することで
日射による輻射熱対策に役立ちます。
▼屋根の上から重ねて屋根材を設置する(カバー工法)
▼今ある屋根を撤去し、新たに屋根材を設置する(葺き替え工事)
屋根材、設置費用は広さ、施工業者により異なります。
・遮熱塗料を屋根に塗る
遮熱塗料を屋根に塗ることで、日射による屋根温度の上昇を抑制し、室温の上昇を抑えます。
遮熱塗料は、屋根に遮熱の塗料を塗装する方法です。
- ・アクリル系塗料...6年
- ・ウレタン系塗料...8年〜10年
- ・シリコン系塗料...10年〜15年
- ・フッ素系塗料...15年〜20年以上
一般的に、耐用年数が短い塗料の方が性能は低く、短い期間で塗り直しを行わなければなりません。
塗り直しをなるべく避けたいなら、耐用年数の長いシリコン系、フッ素系の塗料がお勧めします。
・遮熱シートを屋根に設置する
遮熱シートを屋根に施工することで、日射による輻射熱を反射し、室内温度上昇を防ぎます。
輻射熱とは、電磁波によって人体に伝わる熱のことであり、人体の体感温度を上げる要因とされています。
遮熱シートは、人体の体感温度を上げる輻射熱を防ぐため、熱中症予防にも貢献します。
さらに冬の寒い時期は、室内を暖めている輻射熱が室外へ逃げるのを抑える動きがあり、寒さ対策にも役たちます。
・猛暑対策は、屋根から見直そう!
屋根リフォームや、修繕工事を検討されているお客様、折角リフォームするなら、快適な住み心地の良い家がいいですよね。
外観のチェンジだけではなく、『暑さ対策』も検討してみてはいかがですか?
屋根などのリフォームといと、雨風を凌ぐためだけの機能を回復させるに行うのがほとんどだと思います。
しかし、ちょっともコツと工夫で、今までの暮らしより快適な生活をおくることが可能です!
暑さや寒さを緩和し、光熱費も削減できるかもしれません。
皆さん屋根や外壁を気になさる方が多いですが、
雨樋もしっかりチェックしないと雨漏りの原因や家の傷みにも繋がっていきます。
しっかり修繕しなければならない所、まだ修繕しなくても大丈夫な所
私たちできちんと確認させいていただき、お話しさせていただければと思います。
どこをリフォームしていいか不明な場合はお気軽にお問い合わせください♪
無料で現地調査をしてお見積書作成させていただきます。
梅雨明けも、もうそろそろなのでお早めに♪